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2014年、私を虜にしたiPhone・Androidゲームアプリ5選

マイナビニュース 12月31日(水)8時0分配信


●2014年のベストゲーム
本稿では、「私を虜にしたゲームアプリ」をテーマにして、元ゲーム誌編集者の丸子かおり氏にアプリを5つ紹介してもらう。なお、ここで紹介するゲームは、iOS、Androidどちらでもプレイ可能だ。

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○INGRESS

・アプリ概要

「INGRESS」は、Googleによるリアル陣取りゲーム。謎のエネルギーXMが集まる「ポータル」を巡って、「エンライテッド」と「レジスタンス」と呼ばれる2つの勢力が戦う中、プレーヤーはどちらかの勢力のエージェントとして戦いに参加する。ゲームでは、ポータルと呼ばれる場所や3つのポータルをつなぐことでできるコントロールフィールドの取り合いを行なうが、プレーするためにはポータルのある場所へ実際に歩かないといけないため「ダイエットできるゲーム」としても話題に。

・コメント

個人的には2014年ベストはこれしかないという感じです。周囲が夢中に遊んでいる中、試しにとプレーしたら見事にハマってしまい、現在では名刺の肩書に「エージェント」を入れるかどうか本気で悩むまでに至ってしまった罪なタイトル。これまで様々な位置情報ゲームが出ていますが、身近な神社仏閣や施設がゲームプレー上の重要拠点になっていること、陣取りという戦略的な要素が加わったことで長く楽しめる内容になっています。

ゲームの設定が少し複雑なことと、初心者ができることは何かが分かりづらいためとっつきにくい印象があるものの、一度リンクやコントロールフィールドの作り方を理解してしまえば「実はそんなに難しくない」と分かる作り。日本はもちろん世界各地でイベントが行われており、Google+やハングアウトを介したプレーヤー同士の交流が楽しめるのも魅力です。

●宇宙旅行を楽しむ
○インターステラー

・アプリ概要

映画「インターステラー」の宣伝用にパラマウント社が制作したゲーム。自分だけの太陽系を創造するモードと、映画の中に登場する宇宙船エンデュランス号を操縦して宇宙を探索するモードの2つから構成されており、太陽光によるエネルギーを溜めつつワームホールや重力を利用してエンデュランス号を遠くまで航行させるという内容。

・コメント

映画を見た後にたまたまApp Storeで見かけてプレーし始めました。惑星や恒星、ブラックホールの重力にとらわれないようにしながらも、重力を利用してエンデュランス号を遠くまで飛ばして他の惑星に行くのが楽しいゲーム。映画「インターステラー」そのままの内容のため、映画を見ていない方は「どこがおもしろいの?」と思われそうですが、見た人なら主人公・クーパーの気分が再体験できるはず。

エンデュランス号探索モード以外にも太陽系を作るモードがあり、こちらはリアルなシミュレーションというよりは箱庭を作る感覚。Google+やiOSのGame Centerを介して、他のプレーヤーの太陽系を旅するという遊び方も可能です。ゲームの見た目とは違い、数分でさっくりと宇宙旅行が楽しめる内容で、筆者の中では仕事の合間の癒し系な存在。

●「人生とは何か?」を考えさせられるゲーム
○Papers,Please

・アプリ概要

設定や内容の異色さが話題のiPadゲーム。主人公は共産主義国アルストツカの入国審査官になり、入国希望者のパスポートや審査書類をチェックして入国の可否を判断するという間違い探し+アドベンチャーという内容だ。書類の不備や偽造、審問内容の矛盾を見抜き、不法入国者やテロリストの入国を阻止しないといけない。仕事ぶりや事件の時の選択により20種類のエンディングをむかえることになる。

・コメント

悲喜こもごもで「人生とは何か?」を考えさせられるゲームです。入国者が持ってきたパスポートや書類に間違いや偽造がないかをチェックするのですが、何せ舞台は80年代の共産主義国家なので官僚主義が横行し、審査基準ややるべきことが1日ごとにころころ変わるので対応するだけでも大変。そもそもなぜ入国審査官が爆弾処理までしないといけないのか……。

給料は歩合制でチェックした人数によって変わり間違えると罰金なのですが、あまりに低い給料だと家族が養えず悲惨な目に。素早く正確な審査を目指すか、情に流されるか、それとも賄賂など悪の誘惑に乗ってしまうか、というギリギリの判断をしないといけないのが非常にスリリング。全体的に80年代のゲームを思わせる作りでアラフォー世代以上の人は「懐かしい」と感じるか思います。

●人気PCゲームのモバイル版
○Civilization Revolution 2

・アプリ概要

人気PCゲーム「Civilization」シリーズのモバイル版2作目。紀元前4000年の入植者からスタートし、5000年にわたって文明を作り上げていくというターン制の戦略シミュレーションゲームだ。領土を開拓して食糧や資源を入手するかたわら、テクノロジーを発展させ、他国と外交で駆け引きを行なっていく。武力勝利以外にも、経済的、技術的、文化的と4つのエンディングが用意されている。

・コメント

筆者は20年以上にわたって「Civilization」シリーズの大ファンなのですが、気が付いたらモバイル版も2作目。画面こそはポップでPC版シリーズよりゲーム要素が抑えめですが、それでもプレーすることで文明や国家のなりたちや運営の難しさが分かる作りはそのままです。あと、昔から外交する時に他国の国家元首がいちいち挑発してくるのがムカつくと評判であり、「がんばって文明を発展させよう」という気にさせるのですが、このあたりもモバイル版でもそのまま。

また、一から文明を作り上げる以外にもシナリオが豊富で、新たにマップが配信される「ライブイベント」モードもあってプレーする人を飽きさせない作りです。ただ、残念なのは操作性。コマンドのアイコン表示が分かりづらい、スワイプやピンチアウトといったモバイルデバイスの直観的な操作を活かしきれていない感じ。また、画面が細かめなので、スマートフォンよりタブレットの操作がオススメです。

●戦車好きも頷くゲームアプリ
○World of Tanks Blitz

・アプリ概要

戦車に乗って砂漠や草原などで他プレーヤーの戦車と対戦するオンライン3Dシューティング。人気PCゲームのモバイル版。ゲームに登場する戦車は、ドイツ軍、アメリカ軍、イギリス軍、ソ連軍のものが合わせて100種類以上あり、バトルで稼いだ経験値や資金で新しい戦車が生産できるようになる。

・コメント

戦車好きな知人たちが「World of Tanks Blitz」のモバイル版がすごいというので、試しにダウンロードしてプレーしたら画面の美しさにビックリ。モバイルゲームの表現力における可能性を見た感じです。ただ、データ容量が非常に大きいのでダウンロードする際にWi-Fiの利用は必須。戦車物というと非常にプレーヤーを選びそうですが、このゲームの場合はチュートリアルが優れていて操作や必要な動作も親切に教えてくれ、硬派な見た目とは打って変わってハードルは低め。

また、対戦相手もプレーヤーのレベルに合わせてサーバーが自動的に見つけてすぐにゲームスタートするので、マルチプレー物にありがちなコミュニケーションの面倒さもナシ。アイテムなど課金もあるものの、対戦を楽しみたいというレベルのプレーだったらコツコツとバトルで経験値・資金貯めて開発するだけでも楽しめます。

(丸子かおり)

 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141231-00000004-mycomj-sci
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ではまた。
クビンスホールスロージューサー