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刺激の少ない飲み物が心を落ち着かせるようです。

米で増えるリラックス飲料、不眠や不安の処方薬の代わりに

ウォール・ストリート・ジャーナル 10月2日(水)15時57分配信

 微炭酸入りのベリー味の飲み物で緊張を和らげたり、快適な眠りを促したり、幸せを感じたりすることはできるのだろうか。

 カフェインなどの刺激成分が入ったエネルギー飲料の販売が急増するなか、それとは逆の効果をもたらす炭酸飲料を求める消費者もいる。「Neuro Bliss(神経の至福)」、「Marley’s Mellow Mood(マーリーのリラックス気分)」、「Just Chill(落ち着け)」といった名称の、医薬品とは銘打っていないが、リラックス手段の1つとして販売されている商品だ。従来であれば、リラックスするために、たとえ効果が不十分だとしても処方薬を服用したり、ビールを数杯飲んだりといった方法に頼っていたが、それに代わるものだ。

 Neuro Bliss、Neuro Sleep、Neuro Sonic、エネルギー飲料を含む6種類の飲料品を販売しているニューロドリンクス(カリフォルニア州サンタモニカ)のポール・ネーデル社長は、不安感や睡眠障害を和らげる薬は服用したくないが、何か対策を採りたいと考える消費者が、そうした飲み物を徐々に受け入れ始めていると話す。「われわれが暮らす過剰投薬の文化」のおかげで消費者はリラックス飲料というコンセプトをすんなり受容している、とネーデル社長。

 一部調査では、リラックス飲料に含まれるメラトニンやカノコソウ根、テアニンといいた原材料は、不眠対策や1人でいるときのリラックス感の醸成に役立つ可能性があることが示されている。

 しかし、臨床医は、睡眠障害や不安感の解消に薬やサプリメントに頼るのは最後の手段にすべきであり、日々の運動や規則正しい起床を心がけたり、夜は電子機器をオフにして部屋を暗くしたり、セラピーに通ったりするなどの方法をまずは試すべきだと助言する。

 自然療法の評価を行うマサチューセッツ州サマービルを本拠地とする団体「ナチュラル・スタンダード・リサーチ・コラボレーション」の共同創設者、キャサリン・ウルブリクト氏は、リラックス飲料に含まれる原材料は大半の成人にとってほぼ安全だが、他の医薬品や持病との相性を医師に確認したり、調べたりすることは必要だと話す。

 また、複数の有効成分が入ったこの種の飲料については、まだあまり研究が進んでいない点も指摘し、「怖がらせるつもりはないが、水とは違う」と述べた。

 こうした飲料は、食品医薬品局(FDA)の基準で栄養補助食品に分類される商品として販売されている。つまり、原材料には少なくとも1種類は通常食品ではないとされる成分が含まれているということだ。FDAは栄養補助食品の有効成分の効果や安全性、量は検査していない。

 リラックス飲料が登場した背景には、従来の炭酸飲料の販売減少が10年近く続き、ニッチな消費者を対象にした飲み物を発売する企業が増えていることがある。

 炭酸飲料よりも健康と感じられる飲み物を求める消費者の声は高まっており、低カロリーの新商品が相次いで発売されている。天然成分のみを含んだものもあれば、活力や睡眠促進、風邪対策といった何らかの効果をうたった「機能」商品もある。

 大手飲料会社はココナツウォーターやエネルギー飲料、フルーツスムージーなどの商品は売り出しているが、現在のところリラックスビジネスには参入していない。

 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131002-00000529-wsj-bus_all
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