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体が冷えやすい、肌の調子が悪い、集中力がない、ストレスを感じやすいといった悩みはありませんか? こうした症状がある方は、油脂が不足しているのかもしれません。
 油脂は、私たちの細胞内で各機能がきちんと働くために必要な細胞膜の維持をサポートするほか、臓器の中で脳に最も多く存在し、その量は脳の質量の約65%にもなります。つまり、脂質のバランスが崩れると脳からの情報伝達がスムーズに行われなくなってしまいます。他にも、体温の維持、肌や髪の潤いに役立つため、健康と美容のためにも脂質は欠かせません。
 以前は「油脂はダイエットの敵」という悪いイメージもありましたが、最近では健康に役立つ種類もあると認知されてきました。今回は「油脂」の種類や効果的な摂り方についてお話しします。
● 油脂の種類を知り、週に3~4回は魚を食べよう
 油脂には様々な呼び方がありますが、一般的に「油」は大豆油や菜種油など植物性の常温で液体を指します。そして「脂」は牛脂、乳脂など動物性の常温で固体のものを指します。植物性の油脂に比べて動物性のものは酸化しにくく長期保存がしやすいという特徴があります。
 油脂は、動物性と植物性の2種類だけではなく「脂肪酸」によって更に細かく分類されています。
 まず、脂肪酸は大まかに、常温で固体の「飽和脂肪酸」と常温で液体の「不飽和脂肪酸」の2つに分けられます。そして不飽和脂肪酸はさらに体内で作ることができる「一価不飽和脂肪酸」と体内で作ることができない「多価不飽和脂肪酸」に分類されます。そして、「オメガ○系」などの脂肪酸の種類によって体への影響が異なります。
 ●飽和脂肪酸(常温で固体)
 飽和脂肪酸は、血液中の中性脂肪やコレステロールを増やし、体内に蓄積されて体脂肪になるので摂り過ぎに注意したい油脂です。肉類、バター、ラード、ココナッツオイルなどに多く含まれています。
 ちなみに、美容を意識して人気があるココナッツオイルは植物性ですが、常温で固体なので飽和脂肪酸を多く含みます。しかし、加熱しても酸化しにくいという特徴があります。
 また、ココナッツオイルは動物性の油脂に比べて中鎖脂肪酸を多く含むので、エネルギーとして利用されやすく体脂肪として蓄積しにくいと言われています。
 ●不飽和脂肪酸(常温で液体)
 ・一価不飽和脂肪酸(オメガ9系脂肪酸)
 不飽和脂肪酸のなかでも体内で作ることができる一価不飽和脂肪酸はオメガ9系脂肪酸が代表です。
 酸化しにくく、比較的長期保存が可能なため、炒め物や揚げ物などの加熱調理に使いやすい油です。オリーブオイル、菜種油などに多く含まれています。
 ・多価不飽和脂肪酸
 不飽和脂肪酸と違い、体内で作れない多価不飽和脂肪酸としてオメガ6系脂肪酸とオメガ3系脂肪酸があります。
 オメガ6系脂肪酸
 オメガ6系脂肪酸も、体内で作れない油です。スナック菓子やサラダ油、ゴマ油に多く含まれています。外食店でよく使われる油に多く含まれるため、最近では摂り過ぎが指摘されています。
 オメガ3系脂肪酸
 オメガ3系脂肪酸は、中性脂肪の低下や抗アレルギーの働きがあると言われているので、積極的に摂りたい油です。サバ、サンマなどの青背の魚の脂、クルミ、亜麻仁油、えごま油に多く含まれますが、日本人の食生活ではオメガ3系脂肪酸の摂取量は不足しがちです。

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161212-00110864-diamond-sci
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