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肩や首のコリや腰痛に効き、ダイエットまでできてしまう「筋膜はがし」が話題である。口コミで広まり、複数のテレビ番組で取り上げられるという王道を歩んでいるが、一方で筋膜って何?  それって簡単にはがしていいものなの?  と疑問を持たれる方もいるだろう。
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 筋膜とはその名のとおり筋肉を覆う膜のことである。全身をまるでボディースーツのようにカバーし、筋肉だけでなく骨や臓器を所定の位置に固定する役割も担っているので「第2の骨格」とも呼ばれている。
 肩や首のコリは周囲の筋肉をもみほぐすことで一時的に改善できるが、ぶり返してしまう。コリや痛みの原因は、同じ姿勢を続けることなどで筋膜が硬くなりシワができることにある。せっかく筋肉をもみほぐしても、筋膜にシワがあるままでは、シワに引っ張られてすぐに収縮してしまうのだ。
 よって肩周りや背中、腰周りなどの筋膜をほぐすことでコリや痛みをその原因から取り除こうというのが「筋膜はがし」の発想である。別に筋膜をベリベリとはがし取るわけではないので「筋膜ほぐし」とでも呼べばいい気もするが、「筋膜はがし」または「筋膜リリース」の呼称で定着しているようだ。
● 「ひとりでできる」ことも大注目の理由
 肩コリや腰痛という日本人の国民病に、筋肉や骨ではなく「筋膜」という耳新しい対策の視点が与えられたことも筋膜はがしが注目を集めた大きな理由だろう。もう一つの理由は「ひとりでできる」ということだ。
 「筋膜リリース体操」「筋膜リリースストレッチ」など呼び方はさまざまだが、主に肩や背中に効く体操なら、器具を使わずにひとりでできる。座った姿勢かその場に直立して行うので場所も取らず、特に難しいものでもない。器具を使う場合には専用のグリッドという円筒状のものを用意するが、テニスボールでの代用も可能で、これも原則としてひとりでできる。
 ではコリや痛みに効くのはいいとして、なぜダイエットにつながるのか?  その仕組みは「姿勢が良くなる」「血流が良くなる」「痛みやコリがやわらぐ」といった筋膜はがしの結果が、「運動のしやすさ」や「柔軟性」などにつながり、運動の効率が上がるというものだ。あくまで運動をすることが前提である。
 筋膜のシワへの着目は、整形外科の世界では「シンデレラ」に譬えられるほど注目されているとのことだ。だが調べた範囲では整形外科、肩こり外来、腰痛外来などで「筋膜はがし」が積極的に取り入れられている例は少ない。新しい手法ゆえのことで、今後は広く認められ取り入れられていく流れなのか、あるいは別の理由があるのかは不明だ。
 ただし、やりすぎない(1日3回がメド)、痛みを我慢して行わない、転倒に気をつけるなどを守れば、体操やストレッチそれ自体が健康にマイナスになることはないはずだ。ましてやこれまで体操の習慣のなかった人が1日3回の「筋膜はがし」を始めたら、「効く」ことは間違いないだろう。
 (工藤 渉)
 参考URL:
 肩甲骨・肩こり解消.com 筋膜はがし セルフマッサージ

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160227-00086977-diamond-sci
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